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腸と脳の健康の話と、読書会のお知らせ

「SOUVENIR」は本当いい曲ですよね!という話

今回はちょっと軽い話題。

 

アニメ「スパイファミリー」にはまりました(笑)。

 

書店で原作コミックがよく平積み棚を占領しているのを見ていたので、すごく人気のある作品だとは知っていたのですが、たまたま主題歌を耳にしていいなと思ったことと、アマゾンプライムでアニメを無料視聴できることを知って、軽い気持ちで1話視聴したところ・・・
あーもう、全部かわいい・・・!

 

私に娘がいたら、アーニャコスひと揃い用意したと思います。
めちゃくちゃカワ(・∀・)イイ!!
アーニャちゃんがなかなかスカラを取れないのは、やっぱり実年齢が1~2歳下だから?すごい頭よくない・・・?


アニメもいいのですが、主題歌に話を戻して・・・。

 

BUMP OF CHICKENの「SOUVENIR」、日本語ではお土産という意味のタイトルですが、いい曲ですよね。
最初は可愛らしい感じのちょっとなじみ深いメロディですけど、それがサビ部分のドラマチックな展開と編曲をより際立たせてくれて、幸福感に包み込まれる感じがします。


歌詞も好きです。

 この目が選んだ景色に ひとつずつリボンかけて
 お土産みたいに集めながら 続くよ 帰り道
 季節が挨拶くれたよ 涙もちょっと拾ったよ
 どこから話そう あなたにもらった この帰り道

 

 歩いて歩いて 時々なんか急いで あなたに向かう道を

 走って走って いやいややっぱ歩いて あなたに向かう道を

 

「帰り道」のリフレインもそうですけど、
「歩いて歩いて」「走って走って」の、メロディのリフレインと言葉の対比がすごく気持ちがいいですよね。

 

 歩いて歩いて 時々なんか急いで
 走って走って いやいややっぱ歩いて

 

 歩いて歩いて いつのまにか急いで
 走って走って 恥ずかしくなって歩いて

 

 歩いて歩いて 転んで平気な振りして
 走って走って 胸いっぱいに歩いて

 

自然に急いでしまう気持ちと、それを抑えようとする気持ちが、言葉を変えながらリフレインしています。
これに「あなたに向かう道を」がまたリフレインで入るわけです。

 

リフレインは割と使いやすい技巧ですけど、メロディと歌詞のどちらも同じタイミング(なのは当然かもしれませんが)でリフレインを多用して、少しずつ音階を変えたり言葉を変えたりしながら、最後は全く同じ音と同じ言葉で着地しているんですよね。
そうした音と言葉の重なりが、聞く側の抱くイメージを立体的にしてくれていますし、同じ音と言葉の着地点が安心感を与えてくれます。
詩的だわーと思うのは私だけでしょうか?


藤原基央さんの声もちょうどいいゆらぎ感があってすごくいいなと思うんですが、音の「ゆらぎ」を語り始めると長くなるので、またいつか。